正しい姿勢は太ももから!?背すじを伸ばすだけではダメな理由

昔は猫背というと、
お年寄りがなるものでした。

それがいつの間にか、
若い人、特に子供の猫背も増えてきましたね。

それだけ猫背の人が増えると
猫背の直し方に関する情報も
テレビや雑誌、インターネットに
あふれかえっています。

ですが、それらを知っても
すぐに猫背が直せるとは限らないようです。

なぜなら、それらの情報がすべて正しいとは限らず、
正しかったとしても自分一人では
ちゃんとできているか確認もできないからです。

「どうしたら正しい姿勢を作れるか」
について、以下で詳しく書きます。

正しい姿勢の作り方は”姿勢の専門家”に聞くのが一番

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


なんでもそうですが、

自分が良く知らないことは
専門家に聞くの間違いがありませんよね。

虫歯のことは歯科医、法律は弁護士、
確定申告は税理士、という具合に・・・

正しい姿勢についても同様です。

皆さんはなんとなく、子どもの頃から
「胸をはりなさい」
「背筋をのばしなさい」
とご両親や学校の先生に
言われてきた程度ではないでしょうか?

ですが、そう言ってるご両親や先生も本当には
正しい姿勢はわかっていない事が多いのです・・・。

なので、当院の過去のブログ内でも
正しい姿勢について何度かご紹介してきました。

【脱・猫背】正しい姿勢とは??(その1)

 

【脱・猫背】正しい姿勢とは??(その2)

こうして正しい姿勢についてご紹介するのは、
私が姿勢の専門家だからできることなのです。

実は私(早野)は姿勢の専門家・猫背矯正マイスターであり、
当早野接骨院は【東海発の猫背矯正マイスター】
のいる接骨院でもあります!

「猫背矯正マイスター」の意味は
それぞれ以下のようになります。

猫背矯正:猫背を正しい姿勢になおす
マイスター(ドイツ語):①匠・職人②師匠

つまり、猫背矯正マイスターとは
”姿勢を直す匠”であり、
”師匠として人を育てる(姿勢について指導できる)”
存在なのです。

正しい姿勢は骨盤からつくっていく

前述したように、
過去のブログで正しい姿勢について
何度か触れてきました。

正しい姿勢を作るとき、
残念ながら多くの人は丸くなった背中や
巻き込んだ肩、前傾した首など
目に付くところしか見てないことが多いです。

そして、巻き肩なら肩甲骨を回す体操だけ行って
”そこだけ”を直そうとしがちですが、
それだけではまたすぐ猫背に戻ってしまいます。

 

 

 

 

なぜなら身体全体をみなければ
本当に正しい姿勢を作ることはできないからです。

この時、大事なことは姿勢の土台を見ることです。

土台とは、腰にある「骨盤」という骨のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

骨盤は、上半身と下半身の中心にあって、
背骨の土台にもなっています。

なので、骨盤がゆがんでしまうと
身体はまっすぐな良い姿勢を取ることができず、
猫背になってしまうのです。

よって、正しい姿勢を作るときには、
骨盤のゆがみを確認し、
それを正すことが重要になってきます。

骨盤のゆがみには、大きく分けて
正常な位置より前に倒れた前傾と
後ろに倒れた後傾があります。
(骨盤をまっすぐに立てて正常にするためには、
お尻の穴を真下に向けるようにしてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前傾と後傾の見分け方を簡単にいいますと、
横から見てお尻が持ち上がっていれば前傾、
お尻が平らになっているようなら後傾です。

前傾も後傾も、すぐまっすぐに骨盤を立てば良いのですが、
長年猫背でいると骨盤回りの筋肉がガチガチに固まってしまい、
すぐにはまっすぐ立てられないことがあります。

その場合は、ストレッチでガチガチに固まった部分、
特に太ももの筋肉を伸ばしていきましょう。

ちなみに、皆さんは
「猫背は体幹を支える筋力の低下が原因です。
 なので、筋トレをやりましょう(特に背中の広背筋)」
という話を聞いたことがないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一見、もっともなお話しなのですが、
猫背の人が猫背のまま筋トレをがんばってしまうと、
猫背の上に筋肉がのってしまい、
かえって猫背が悪化するリスクがあるので
おススメできません。

もし、筋トレをするなら、一度正しい姿勢を作ってから
その姿勢を維持しながらやる方が良いですね。

骨盤のゆがみは太ももの前後をストレッチして直す

骨盤が前傾している人は
太ももの前面の筋肉が
縮んだ状態(短縮と言います)で
ガチガチに固まっています。

後傾の場合は、その反対の筋肉ですね。

それぞれの筋肉をストレッチで伸ばすわけですが、
ここで筋肉についても確認しておきましょう。

太ももの前の筋肉は大腿四頭筋や腸腰筋といいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろ側の筋肉はハムストリングスといいます。

名前がわかると自分でも伸ばしている筋肉が
イメージしやすくなりますが、
無理に覚えなくても大丈夫です!

太もも前面のストレッチのやり方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1、立った姿勢から右ひざを曲げます
2、右手で右足の甲をつかみます
3、太ももの前が伸びて気持ちが良い所で10秒キープ
4、10秒経ったら左側も同様に行ってください。

 

 

太もも後面のストレッチのやり方

1、椅子に浅く腰かけ、右足を前に伸ばします
2、右手を右ひざの上におき、右つま先を反らします
3、お腹を突き出すようにして太ももの後ろを伸ばします
4、太ももの後ろが伸びて気持ちが良い所で10秒キープ
5、10秒経ったら、左足も同様におこなってください。

骨盤がまっすぐ立ったら
背中や肩を正しい姿勢にしていきましょう!

それらのストレッチの具体的なやり方は
こちらもご参照ください。
参考:マイスター養成協会推奨「猫背矯正セルフケア」

ちなみに、ストレッチは
週1回休日に1時間まとめてやるより、
毎日1分少しずつ続ける方が結果的に効果があります。

 

 

まとめ

・正しい姿勢の作り方は姿勢の専門家にきく
・正しい姿勢は骨盤(太ももの筋肉)から作る
・その際はストレッチで!
 (猫背のまま筋トレは猫背悪化のリスクあり)
・ストレッチは毎日少しずつ継続を!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

自分の姿勢がわからないという方は、
一度早野接骨院へご来院ください。

無料で姿勢チェックさせていただきます。

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