NHKが「肩こりの原因は姿勢」と紹介!!

2月はわりと大きな行事がある月ですね。

まず3日に節分があって、14日にはバレンタイン・・・

バレンタインといえば、最近は、
女性から男性へのチョコのプレゼントだけでなく
女性同士でお互いに贈りあう「友チョコ」だったり
職場での「義理チョコ廃止」だったり
いろいろ新しい動きもあるみたいです。

ですが、今回のブログの内容は、
バレンタインについてではありません。

その前日、2月13日(水)に放送された
NHKの「ためしてガッテン」についてです。
 “新原因”発見! 衝撃の肩・首のこり改善SP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧になられた方はどれだけいらっしゃいますでしょうか?
(再放送は2019年2月16日(土)午前0時25分です)

実は、番組内では「肩・首のこり」に原因を
2つあげていて、そのひとつ目が
「姿勢」だったということです。
(2つ目は「目」でした)

もし、あなたが慢性的な「肩・首のこり」に
悩まされていたら姿勢が悪い可能性があるのですが・・・
実際にどのように姿勢が悪いのか?
どうやって直していくかご存知でしょうか。

以下で詳しく書きます。

簡単にできる姿勢のチェック法とは

簡単!姿勢チェック法!

実は、当院のブログでも過去にご紹介している
姿勢のチェック方法があります。

その中でも”特に簡単なもの”とは、壁を使ったものでした。
鏡や写真でチェックする方法もご紹介していますが、
壁があれば自宅で外出先でもどこでも簡単にできるからです。

やり方は、以下のようにしてください。

1、壁から一歩離れたところに、壁に背を向けて立ちます。

2、次に、ゆっくりと壁の方へ後ずさりして下さい。

3、もし、頭、肩、腰(お尻)が同時に着いていなかったら猫背、
  上記の部分すべてが同時に壁につけば正しい姿勢です。

ざっくりとした分類ですが、
頭だけつかなけれな首が前傾した「首猫背(顔出し型猫背ともいいます)」、
肩がつかなければ「巻き肩(前肩型猫背ともいいます)」、
背中の上半分がつかなければ「猫背(円背型猫背ともいいます)」
というふうに考えてください。

背骨は横から見るとゆるいS字を描き、
腰の部分では前に緩くカーブ(前弯といいます)しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なので、普通に壁に背中をつけて立つと
お尻と背中がついていても腰と壁の間には
掌が入るくらいのうすいスキマができるはずです。

それくらいのうすいスキマなら問題ないのですが
握り拳が入るくらい大きかったり、
まったくスキマがない場合には
姿勢が悪いだけでなく腰痛の原因にもなるので
早く直した方が良いですね。

ちなみに、そうなる原因として、
骨盤が正常よりも前や後ろに倒れている
(前傾、後傾といいます)可能性があります。

猫背は、いきなり首だけ、肩だけが前にでているのではなく
土台である骨盤の傾きのゆがみからきていることが多いので
先ほどの腰と壁のスキマから見ていく必要があります。

骨盤の前傾・後傾チェックと直し方

骨盤は正常な状態では、ほぼまっすぐ立っています。

なので、前傾であれ後傾であれ
まっすぐ立つように直さなければいけません。

どちらに傾ているかのチェックは、
鏡で自分のお尻を横から見てください。

お尻が持ち上がって出っ尻になっている場合は前傾、
逆にぺたんと平らになっているような場合は後傾と
判断することができます。

 

 

 

 

 

また、先ほど壁に背中をつけて立った時の
”スキマ”について触れましたが、
前傾ではスキマが大きくなり(反り腰ともいいます)、
後傾ではスキマがなくなります。

鏡で見てもよくわからなかった場合は
やはり壁を使うとよいかもしれませんね。

ご自分の骨盤の前傾・後傾が判断できたら
こんどはストレッチで直します。

なぜなら、骨盤の前傾は太ももの前の筋肉が、
後傾の場合は太ももの後ろの筋肉が
短縮してガチガチに固くなっていることが多く
それらの筋肉をストレッチで伸ばすと効果があるからです。
(太ももの前後の筋肉は、骨盤から太ももの骨についています)

太ももの筋肉をストレッチで伸ばす方法

骨盤前傾の人向けストレッチ

骨盤前傾では太ももの前の筋肉(大腿四頭筋など)をストレッチします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1、両足を肩幅に開いて立った状態から右ひざを曲げます

2、右手で右足の甲をつかんだら、ゆっくり引いていきます

3、太ももの前の筋肉が伸びて気持ちがいいところで10秒キープ

4、10秒経ったら右足をおろし、左足も同じようにしてください。

なお、この際身体が前傾したり、
両ひざの間が離れないように
注意してくださいね!

そうしないと効果がありませんよ!

 

骨盤後傾の人向けストレッチ

骨盤後傾では、太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)をストレッチします。

 

 

 

 

 

1、椅子に浅く腰かけ、右足を前に伸ばします

2、両手を右ひざの上にあてて膝を伸ばし、右つま先を反らせます

3、右太ももの後ろ側が伸びるよう、
  お腹を突き出すように身体を前傾してください

4、太ももの後ろ側が伸びて気持ちがいいところで10秒キープ

5、10秒経ったら、左足も同様にしてください。

このストレッチでは、右つま先を反らすことと
お腹を突き出すようにすることがポイントです。

早い人はこのストレッチだけでも
腰のスキマが正常な状態に改善されてきます。

もし、すぐに効果がでなくても
毎日継続しているとだんだん効果が出てきます。
(全部やっても1分程度です)

まず骨盤がまっすぐ立つようにしてから
首猫背や巻き肩もなおしていきましょう!

やり方はこちらのサイトをご参照ください。

猫背を本当に治す考え方

ですが、

「このブログの記事だけではよくわからない」、
「やっているけど正しくできているか不安だ」、

という場合にはお近くの姿勢専門の
整体院や接骨院にご相談ください。

最近は、姿勢の無料チェックを行っているところも増えているので
事前にインターネットでその院のホームページを確認してから
お問合せされると間違いないでしょう。

 

 

 

まとめ

なかなかよくならない肩・首のこりは
姿勢が原因であるとNHKの番組でも紹介されました。

そこで、肩こりに悩まされている人は
姿勢を見直す必要があるのですが
その為にはご自分の今の姿勢を知る必要があります。

写真が確実で間違いないのですが、
いつでもどこでも簡単にできる方法は
壁を使うやり方です。

マメにご自分の姿勢をチェックし、
正しい姿勢になっていることを確認したら
それをキープするようにしてください。

ただし、自分だけではよくわからない、とか
正しくできているか不安、という場合は
お近くの姿勢専門の整体院・接骨院にご相談ください!

 

なお、当院も猫背矯正に特化し姿勢専門の接骨院です。
(院長の私は、「東海発の猫背矯正マイスター」という
姿勢の専門家の資格をもっております)

無料で姿勢チェックもさせていただきますので
お気軽にお問合せください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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「80年の伝統を持つ老舗接骨院の3代目・早野恵貴」