熱中症対策には汗をかく事がカギ‼️

今年(2019年)は例年より1か月遅く梅雨があけましたが、

8月に入ると同時に猛暑日が続いていますね。

 

7月の終わりごろには一気に熱中症患者が増えましたが

今後も油断は禁物です・・・

(参考:先週の熱中症搬送者数 一気に急増

 

 

そんな熱中症に対策するためには、

【暑熱順化】というものが重要になってきます。

 

意味は、「体が上手く発汗(汗をかく)出来るようにし、

体温調節機能を上げること」を指します。

 

以下で詳しく書きます。

 

熱中症とは?

まず、熱中症についてです!

 

熱中症とは、夏の屋外・屋内問わず体温が上がり、

体内の水分や塩分・ミネラルなどのバランスが崩れ

めまい、けいれん、頭痛など

さまざまな症状をひき起こす「病気」です。

 

症状については重症度によって、次の3つの段階に分けられます。

 

Ⅰ度: 現場での応急処置で対応できる軽症
       …… 立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる) 
           筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り) 
           大量の発汗

Ⅱ度: 病院への搬送を必要とする中等症
       …… 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

 

Ⅲ度: 入院して集中治療の必要性のある重症
       …… 意識障害、けいれん、手足の運動障害
           高体温(体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病)

(参考:みんなの医療ガイド:熱中症とは?)

 

熱中症は重度になると死に至ることもあり、

特に屋内で熱中症にかかった高齢者が

死亡する痛ましい事故が毎年発生しています・・・

 

今年8月1日にも埼玉県で、

49歳と74歳の方が自宅で亡くなっていて、

埼玉県では「涼しいところですごすよう」

呼び掛けているそうです。

(参考:「熱中症」埼玉で2人死亡

 

3つの熱中症対策法!

そんな熱中症への対策ですが、

普通の体質の人だけでなく、

普段低体温(冷え性)な人や、

体温調整機能が弱い高齢者にも

共通する3つの方法をご紹介します!

 

1、運動による発汗機能の向上

一つ目の対策方法は、ふだんから運動して汗をかく機能を発達させることです。

(最初に書いた【暑熱順化】と同じです)

 

暑さで熱中症を起こすとき、たいてい体温が正常な範囲よりも上昇し、

生命にとって危険な温度になっていますよね。

 

人間の身体には本来「体温調節機能」があるので、

危険なところまで上がらないようになっているのですが、

それをこえてしまっているわけです。

 

その理由は、上がりすぎた体温をさげる働き、

つまり、「汗をかく機能」が低下、もしくは未発達だからなのです。

 

運動をすると体温が上がる→汗をかいて体温を下げる

ということを繰り返し、身体を慣らしていくともいえますね。

なので、汗をかく機能を普段から高めておきましょう!

低体温の人は自分がふだん汗をかいていないかどうか、

確認してみてくださいね!

 

また、高齢者の場合は自分の体温だけでなく、

周りの温度に関する感じ方も低下していることが多く

それが熱中症にかかりやすい原因にもなっていますね。

 

2、水分補給の仕方

暑いと人は汗をかいて体温を下げるようにできてますが、

汗をかくということは、体内から水分と塩分などが

失われるということでもあります。

 

また、前述の「汗をかく機能」が低下していても

「不感蒸泄」といって、吐く息などからも

水分が失われていっています。

(参考:日本救急医学会 医学用語

 

なので、暑い時期には、のどが渇く前から

こまめに水分を補給するようにしてください。

 

特にご高齢の人は「飲むとトイレが近くなる」といって

敬遠しがちかもしれませんが、口に含んだ分だけでもいいので

飲むようにしてみてください。

(自覚がないだけで意外とのどが乾いているものです)

 

ただし、なんでも飲めばいいというものではなく、

コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物、

アルコール類は利尿作用があるので熱中症対策にはNGです。

 

先ほども書きましたが、水分と一緒に塩分・ミネラルやビタミンなども失われます。

水分と一緒に、ミネラルも補給するようにしたいものですが・・・

スポーツ飲料は水分とミネラルを同時に補給できるものの

糖分が多いのが欠点。飲み過ぎには注意が必要です。
 

 

あるテレビ番組でもとりあげていたのですが、

ミネラルを補給するには、麦茶がいいようです。

 

昔の人はその効果をおそらく体験的に知っていたのでしょうね。

 

3、冷房の上手な使い方

最後に(屋内での)冷房の使い方です。

 

よく数年前から言われる

クールビズに室温28度設定」というのは、

最近では否定されてきていますが

ご存知でしょうか?

 

28度とはあくまで目安であって、

暑い(暑すぎる)のであれば、

もっと温度を低く設定してよいそうです。

 

だからといって、やたらと低くすると

今度は身体が冷えすぎて「冷房病」といわれる

別の病気のリスクがたかまりますのでほどほどに・・・

 

25度程度で様子をみていくとよいようですね。

特に外気温とあまり違いすぎると

出入りするたびに体力を消耗してしまいます。

 

また、熱帯夜などの寝苦しい夜にもエアコンの冷房は

上手に調整して使う必要があります。

 

通常、起きている時間帯には25度設定にしておいて、

就寝前には28度にあげておくといいそうですよ!

 

 

まとめ

熱中症対策は以下の3つ!

 

●運動による発汗作用の向上

  →【暑熱順化】

 

●普段からの水分・ミネラル補給が大切

 

●冷房を上手に活用して予防

 

ちなみに社会人になると仕事や家事などで

なかなか運動する時間がとれなくなりがちですよね。

 

また、時間があったとしても

運動の習慣がないとなかなか継続しにくいと思います。

 

そういう人や低体温の人の体質改善に

【ほっトレ】というメニューをおススメさせていただきます!

「ほっトレ」とは、「岩盤浴+EMS」のW効果により、

”30分寝ているだけ”で身体の深部をあたため(岩盤浴)、

筋トレを行う(EMS)ことができるメニューです。

 

最後に自己紹介させていただきますと、

私は「東海初の姿勢専門家・猫背矯正マイスター」

であり、当院は80年の伝統を持つ老舗治療院でもあります。

 

 

長年地元の皆様の健康づくりのお手伝いをさせていただき、

多くの方からご信頼いただいております。

 

熱中症についてもお気軽にご相談くださいませ!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

ご予約はこちらから!
Tel:058-271-5105

 

 

 

 

 

「80年の伝統を持つ老舗接骨院の3代目・早野恵貴」