2月に入って節分、立春・・・と
日が経つにつれて陽気も少しずつ
移り変わってきてますね。
「三寒四温」なんていう言葉もあるくらいで
寒い日と温かい日を交互に繰り返しながら
あたたかな春が待ち遠しい毎日です。
ですが、寒い日と温かい日が交互になるということは
そのギャップがあるので同じ陽気が続いている時よりも
体感温度では寒さ・温かさが大きく感じられます。
ギャップも温かい方向には身体が楽なのですが
寒い方のギャップは厳しいですよね?
特に寒いと人は無意識に背中を丸め、
首や肩をすくめた猫背になりがちです。
すると、肩コリがひどくなったり
首がこったり、頭痛がしたり・・・
といやな症状が悪化するリスクがあがってきます。
肩コリの解消法としては、
マッサージ店に行くことが
割と多いようですが、
楽になるのはその時だけで、
直に再発してる人も多くないでしょうか?
それには理由があります。
肩コリを解消し、再発させないための
方法について以下に詳しく書きます。
マッサージでは肩コリが再発してしまう理由
肩コリをマッサージでほぐしても
直に再発してしまう理由とは、
「身体が猫背のままだから」ということです。
先ほども書きましたが、
背中を丸め、首や肩をすくめた猫背では
首も含めた肩回りの筋肉に
過度の負担がかかっています。
過度の負担がかかり続けた筋肉は疲労が蓄積し、
ガチガチに固くなった結果、コリや痛みを生じるのです。
そこでマッサージを受けに行くと、
疲労で固くなった筋肉がほぐされるので
その時は症状が楽になりますよね。
・・・ですが、思い出してください。
猫背だから肩コリになったんですよね?
いくら筋肉をほぐしても楽になっても
身体が猫背のままでは、また過度の負担が
かかり続けるので疲労が蓄積、再発という
負の無限ループになってしまっているのです。
よって、冬場のひどい肩コリを解消し、
再発させないためには
猫背をなおす所から対策する必要があります。
自宅で猫背をなおす為に考え方を理解する
猫背の直し方は、テレビやインターネットで
いろいろと紹介されています。
きっと実際にいくつか試してみた方も
いらっしゃることでしょう。
その結果はいかがでしたか?
「猫背がなおった」という方はここで
お読みになるのをやめていただいても結構です。
ですが、「なおらなかった」という人には
その理由をお知らせいたします。
それは、やり方の裏付けとなる、
「考え方を正しく理解していなかった」
からです。
正しく理解するといっても特に難しくはありません、
私が考える(正しい)猫背の直し方は、
たった3つのシンプルさです。
1、現在のご自身の姿勢を自覚
2、正しい直し方を理解する
3、正しい直し方を実践する
(出典:一般社団法人 日本施術マイスター養成協会)
参考までにわかりやすい画像も掲載しておきます。
まず、ご自分の現在の姿勢のどこが猫背なのかを確認し、
(ただテレビなどで紹介された方法でなく)
自分の猫背にあった直し方を理解し、
実践するだけのシンプルなことなのです。
正しい姿勢はストレッチでつくる!
3つの考え方をご理解していただけたら
次に具体的な実践方法をご紹介します。
一般的に、肩こりになるような人は、
「前肩型猫背(肩が巻き込んだ猫背)」
という猫背のタイプになっていることが多いです。
(出典:一般社団法人 日本施術マイスター養成協会「前肩型猫背」)
よって、前肩型猫背では、
肩の肩甲骨や腕の骨(上腕骨)が
前に巻き込んだまま固まって、
猫背のくせがついているので
動きを出して改善させます。
当院でオススメしている体操は、
以下の肩甲骨まわしです。
参考:(一般社団法人 日本施術マイスター養成協会「猫背を本当に治す考え方」)
①で肩甲骨を内回し(後ろから前に回す)動作は
実は猫背をさらに猫背にする動きなのですが
これは猫背でガチガチに固まった
肩周りに動きをだすために
わざとおこなっています。
そうして動きがでてきてから
②の外回し(前から後ろに回す)動作で
本来のあるところへ肩甲骨や
上腕の骨をもどしていきます。
ちなみに、「猫背矯正ベルト」もよく
猫背の直し方で紹介されていますが、
猫背で固まった身体をベルトの力で
強制的に伸ばすのはストレスが強く
おススメできませんね・・・
その点、ストレッチなら運動不足の人でも続けやすく、
ガチガチに固まった筋肉が無理なく伸ばされる上に
やっている時の気持ちよさもあるので
おススメの方法といえます。
ただし、本当に猫背をなおすためには
さらに姿勢の土台から見ていく必要があります。
それは、腰にある骨盤という骨です。
骨盤が前に倒れて前傾したり、
後ろに倒れて後傾しているようだと
身体はまっすぐではいられないので
やはり猫背は再発してしまうでしょう。
骨盤のゆがみをチェックし、
なおすためのストレッチは
こちらの記事もご参照ください。
参考:正しい姿勢は太ももから!?背すじを伸ばすだけではダメな理由
まとめ
・寒くなると肩こり悪化のリスクがあがる
・マッサージでほぐしてもまた再発する
・その理由は猫背のままだから
・3つの考え方を知って正しく猫背をなおそう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
自分の姿勢がわからないという方は、
一度早野接骨院へご来院ください。
無料で姿勢チェックさせていただきます。
なお、ご自分で猫背をなおそうとしても
身体に猫背のくせがついていると
なかなか直りにくい場合もあります。
その場合、当院には
「肩こり整体」「猫背矯正」という
施術メニューもございますので、
お気軽にご相談くださいませ。
(院長の私は、東海発の猫背矯正マイスターという
姿勢の専門家の資格をもっております)
ご予約はこちらから!
Tel:058-271-5105
「80年の伝統を持つ老舗接骨院の3代目・早野恵貴」
まず、鏡やスマホカメラでの自撮りで
ご自身の姿勢を確認しましょう!
そうしたら正しい直し方を理解するために、
猫背になっている背中や肩などだけでなく
骨盤の傾きからみなおしてみてください。
何故なら背中や肩だけを良い姿勢にしても
姿勢の土台である骨盤が日常生活の中で
前や後ろに傾いていると、
猫背の再発してしまうからです。
しっかり理解できたら、
毎日1分程度のストレッチを継続し
鏡などでマメにご自身の姿勢をチェックし
正しい姿勢のくせをつけるようにしてくださいね。