とても大事な産後ケア!骨盤トラブル回避の3つの方法とは?

新しく生まれてくる赤ちゃんは、

ご夫婦の間に授かったもの、

つまりお二人のものです。

 

ですが、実際に妊娠・出産によって

心身に大きな負担と変化があるのは

ママさんの方ですよね。

 

なので、ママさんには

出産後に以前の状態に戻るための

「産後ケア」というものが

必要になってくるわけですが、

それは約1年間にもわたるそうです。

 

1年とはいってもその間まったく同じではなく、

分娩(出産)直後の「急性期」から「ケア集中期」、

「移行期」といった風に徐々に変化します。

参考・出典:産前産後ケアとは

 

ところで・・・

10月~11月にかわろうかという今の時期は、

日本中で「ケア集中期」に入るママさんが

もっとも多い時期でもあります。

(1年のうちで、9月が一番

1日当たりの出生率が高いので)

参考:出産数(出生数)が多い月と少ない月は何月か・月別の出生率

 

「ケア集中期」という名前がつくくらいですから

この時期にはしっかりケアをする必要があります。

 

なので、出産後少し経って落ち着いてきた、

出産後約2か月のママさん達へ

(もちろんそれ以外のママさんたちも)

産後に起きやすいトラブルの回避方法について

以下でご紹介させていただきます。

 

 

 

産前産後でママさんの身体にトラブルが起きる理由

 

産後のトラブルとしては、

だいたい以下のものがあげられますね。

 

  • 尿漏れ
  • 抜け毛
  • 白髪
  • 視力低下
  • 体重が戻らない
  • 恥骨痛
  • 股関節痛
  • 猫背(腰痛・肩こり悪化)

まず、妊娠中は、女性ホルモンにより

骨盤周りの筋肉や靭帯が緩むことにより、

骨盤が開いていきます。

 

これは、赤ちゃんが大きく成長し

産道を通り易くするために必要だからですよね。

 

そして、産後は開いた骨盤は徐々に閉じていきますが、

出産後の子育て(授乳や抱っこなど)では

無理な体勢をとることが多くなるため、

骨盤がズレた状態で閉じてしまったり、

元の状態に戻らなかったりすることがあります。

 

また、骨盤底筋郡等の損傷や筋力低下もみられます。

(骨盤底筋については後でご説明します)

 

それらの条件が重なった結果、

先ほどあげたような症状が

みられるわけなのです。

 

また、身体の外側についても、

いつまでも産後の体型や体重が

戻らないといったことがわりとあります。

出産後は約2~3ヶ月程かけて徐々に元に戻るものですが、

「ケア集中期」でもあるその期間に

正しいケアをしてあげることで、

より効果的に骨盤のゆがみを整え、

産後のトラブルを回避・軽減することが可能になるのです。

 

産後ケアの3つの方法!

 

①骨盤ベルトの正しい装着

参考:長~く使える産前産後マタニティベルト(ピジョン)の正しい着け方

 

産後の骨盤ベルトに限らず、

ぎっくり腰でつかうコルセットの場合でも

正しい使い方をしないと効果がありません。

 

正しい使い方とは、身体の正しい位置を

適度な強さで締めることです。

 

上の画像は動画の1シーンですが、簡単に言うと

骨盤ベルトを”お尻を締めるような位置”につけています。

 

身体のことをよく知らないと

骨盤”ベルト”なので、お腹周りとか

高めにつけてしまいがちですが、

そうではなくもっと低いところに巻く必要があります。

 

つまり、”骨盤を締める”のが正しい位置なのです。

 

ただし、きつく締めすぎないようにしてくださいね!

 

 

②体操(骨盤底筋郡引き締め)

参考:<医師監修 >尿もれ対策に!骨盤底筋トレーニング【チャームナップ】(5分49秒)

 

骨盤ベルトで締めると腰が楽になりますが、

同時に骨盤の中の筋肉もしっかりさせる必要がありますね。

 

その筋肉は、骨盤底筋といって、下図のような骨盤の”底”(骨盤底)にあります。

出典:同上

 

この筋肉が弱っていると尿漏れや

子宮が下に落ちてくる(下垂)リスクもあるので

少しずつ鍛えておきましょう!

 

上の動画では、4つの体操をやっていて、

基本編2つ(あおむけと壁にもたれて座った姿勢)と

応用編2つ(椅子に座った姿勢と立った姿勢)があります。

 

自分の体調やお好みで選んだものをやってよいようですが、

最初のうちは基本編で、”骨盤底筋を使う感覚をつかむ”

ようにした方がよさそうですね。

 

ここでは、一番初めの体操のやり方を

上記リンク先よりご紹介します。

(それ以外についてや、詳しくは動画をご覧くださいね!)

出典・同上

【骨盤底筋を鍛える体操・基本編1のやり方】

1、仰向けの姿勢になり、両膝を曲げて立てます

2、次に足を肩幅に開き、身体をリラックスさせます

3、片手を下腹部の上にのせ、12~14秒程度、

  肛門や膣をお腹側にじわじわっと引き上げるようにしめます

  (きつい方は5秒くらいから始めてください)

4、しめた後は、46~48秒程度身体をリラックスさせます

 

1分間で「しめる」「ゆるめる」のサイクルを行ない、

それを10回繰り返すそうです(合計10分間)

 

その際、ポイントは以下の3点です。

  1. 動きはゆっくりと
  2. お腹に力は入れず、肛門や膣を締めることを意識する
  3. 毎日トレーニングは続ける

 

正しく行えば、2~3週間で効果があるそうですよ!

 

③骨盤矯正を受ける(産後1~2ヶ月位で)

 

これまでの2つは自分でやる産後ケア、

つまりセルフケアでしたが、

プロの治療家にお任せする方法もあります。

 

それが、「産後の骨盤矯正」と言われるものです。

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「プロにお任せ」になるので、

自分一人でやるより楽のが一番のメリットです!

 

施術家の先生は、あなたのお身体の状態をしっかりチェックした上で

骨盤周りの必要な部位に必要な施術を行って骨盤の歪みを整え、

正しい状態に戻してくれるはずです。

(症状の程度などによって個人差はあります)

 

ご興味をもたれたら、お近くの姿勢専門の

接骨・整体院などへご相談くださいね。

 

インターネットで探す場合は、

「地元の地名+猫背矯正」

検索するとよいですよ!

 

たいていホームページがあるので

そこで院の雰囲気や料金などを確認し、

あるいは直接お電話やメールで問い合わせ、

ご納得いったら行かれると良いでしょう。

 

まとめ

・産後のケア集中期にしっかりママさんの身体のトラブル回避!

・産後ケアは3つの方法で対策を!

 

改めて自己紹介させていただきます、

私は「東海初の姿勢専門家・猫背矯正マイスター

であり、当院は姿勢専門の治療院でもあります。

 

当院では、単に施術を行うだけでなく、

今回の妊活のように、

セルフケアとして日常生活で気を付けなくては

いけないこともしっかりお伝えしています。

 

なお、当院では「はける骨盤ベルト」として、

「整体ショーツNEO+(ネオプラス)」という

整体グッズも取りあつかっておりますので

お気軽にご相談くださいませ。

(画像をクリックすると整体ショーツの公式サイトをご覧になれます)

 

もし疑問に思うことがあればお気軽にご相談くださいませ!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

ご予約はこちらから!
Tel:058-271-5105

 

 

 

「80年の伝統を持つ老舗接骨院の3代目・早野恵貴」