その座り方、大丈夫?デスクワークで気を付けたい姿勢のポイント

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あっという間に2月が終わろうとしています。

コロナウイルスにインフルエンザ、花粉と、体調管理に忙しい日々ですね。

 

さて、今の時期はコロナウイルスの件もあってあまり外に出ない方も多くなっているのではと思います。

感染予防のためリモートワークも話題にあがりましたよね。

 

そんな今日、皆さんの座っている時の姿勢、大丈夫でしょうか?

今回は、デスクワークの座り方・姿勢についてご紹介します。

 

 

デスクワーク中、こんな座り方していませんか?

はじめに、デスクワーク中の座り方をチェックしてみましょう。

こんな座り方をしている方は、腰痛や肩こりに影響が出る可能性があり要注意です。

 

  • 背中がCの字を描くように丸まっている
  • イスの脚に両脚をひっかけている
  • 片方の脚にもう片方の脚をひっかけている
  • 脚を投げ出している
  • 浅く腰かけて背もたれに全体重をのせている
  • 顔が前に出ている
  • ほおづえをついている
  • パソコン画面が起きていてのぞき込むように見ている

 

皆さんの座り方、いかがでしょうか。

 

 

デスクワークで働く人の約8割が姿勢の悪さを自覚している

実は、デスクワーク中の自分の姿勢の悪さを自覚している人は案外少なくありません。

コクヨが2019年に行った調査では、オフィスワーカーの約8割もの人が、勤務中の姿勢の悪さを自覚しているそうです。

 

姿勢の悪さに加え、仕事中に肩こり首こりなどの不調を感じる人も多数。

さらには、その不調を感じている人の多くが、同時に生産性の低下も感じているのだとか。

では、姿勢の悪さを自覚して不調も感じていながら、その対処ができないのはなぜなのでしょうか。

(参考:コクヨによる調査2019年3月25日発表分2019年5月15日発表分

 

 

デスクワーク中の姿勢の崩れは自律神経と関係がある

コクヨの調査にもあるように、デスクワーク中に姿勢が崩れている自覚はあっても、自力で治すのはなかなか難しいと思いませんか?

実は、デスクワーク中に姿勢が崩れるのは仕方がないことなのです。

これには、私たちの心身のコンディションを整える神経、自律神経が関係しています。

 

自律神経は、内臓や血管のうごきをコントロールしている神経で、私たちの意思とは無関係にはたらきます。

自律神経にも2種類あり、昼間の活動的な時間帯や緊張しているときにはたらく「交感神経」と、夜間の休息したりリラックスしたりするときにはたらく「副交感神経」に分けられます。

この両者がシーソーのようにバランスをとることで、私たちの心身のコンディションが保たれています。

 

↓自律神経について詳しくはこちらをご確認ください↓

その不調、自律神経の乱れのせいかも……姿勢を正して自律神経を整えよう

 

では、デスクワーク中の私たちの自律神経はどのようになっているでしょうか。

デスクワーク中は、仕事をしているので「交感神経」が優位になります。

交感神経が優位の状態では、心拍数が上がり、血管は収縮し、血圧が上昇します。

いわゆる戦闘状態になり、身体に力が入り背中が丸まっていきます。

ですので、熱心に仕事をするほど姿勢が悪くなるのは仕方のないことなのです。

 

 

デスクワーク中の正しい座り方

ここまで、デスクワーク中に良い姿勢を保つのは難しいということをお伝えしました。

とはいえ、どんな座り方・姿勢が正しいのかを知っておいてほしいのです。

基準を知っておけば、どれくらいくずれているかのチェックもできますよね。

デスクワーク中の座り方のポイントはこうです。

 

骨盤を立たせるように座る

デスクワーク中は、耳・肩・骨盤が並ぶように、イスに浅く腰掛けましょう。

骨盤を立たせるように座ると、坐骨(お尻の真ん中にある骨)が刺激されるような感覚があります。

感覚的には、お尻の穴がまっすぐ下を向くようなイメージです。

また、ひざは無理のない範囲で開かないのが正しい座り方です。

骨盤を立たせる座り方ができれば、背骨が自然なS字カーブを描くようになります。

仕事に集中するとどうしても前のめりになって、背中がCの字を描くように丸まってしまうので、注意してみましょう。

 

こんなイスは避けましょう

デスクワークのには姿勢、イスも関係があります。

こんなイスは姿勢を崩しやすくなってしまうので、可能な限り避けたほうがよいでしょう。

 

  • 座面がツルツルしたイス
    • お尻が滑りやすく、骨盤を立てるのが難しくなってしまいます
  • 座面が極端にやわらかいイス
    • 骨盤を立てようにも安定しないので姿勢が崩れやすくなってしまいます
  • 座面の後ろが沈みやすいイス
    • 座面の後ろが沈みやすいと背中が丸まりやすくなってしまいます

 

 

デスクワークの姿勢の悩み解決に専門家を頼ってみませんか?

崩れた姿勢のままデスクワークを長年続けていると、崩れた姿勢が習慣になってしまい、すぐに改善するのは難しくなってしまいます。

座っていないときの姿勢も崩れている可能性がありますので、まずは今の姿勢を治していくことをおすすめします。

当院は「東海初の姿勢専門家猫背矯正マイスター」がいる、姿勢専門の治療院でもあります。

単に施術を行うだけでなく、現状を一緒に確認し、セルフケアのアドバイスもしっかりお伝えしています。

 

 

 


 

 

なお、当院では「はける骨盤ベルト」として、「整体ショーツNEO+(ネオプラス)」という

整体グッズも取り扱っております。いつでもお気軽にご相談ください。

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