子どもの猫背で悩むお母さんへ

多くの学校では4月7日(月)から

新学期がスタートしたようですね。

 

小学校などでは桜満開の中での入学式も

親子で良い想い出となった人も多い事でしょう。

 

一方、小学生でも身長が伸びてくると

猫背が目につくようになるようです・・・。

 

猫背は見た目が良くないので

お母さんたちも「早く直したい」

と姿勢について声をかけているようですが

なかなか効果がでないようで・・・

 

子どもの猫背と直し方について

以下で詳しく書きます。

 

子どもの3人に1人が猫背

「日本人(全体)の8割が猫背」と言われる現代ですが、

その中で子どもの猫背は「3割(3人に1人)」とも言います。

 

生まれて数年の小さい頃は、

親や周りを”見上げる”ような姿勢をとったり、

寝ていることが多いせいか猫背になりにくいです。

 

ですが、だんだんと身長が伸び

自分一人でできることが増えてくると

それに比例して猫背になりやすくなるようですね。

 

ちなみに、当院が考える子どもの猫背の原因は、主に以下の4つです。

 

  1. スマホや携帯型ゲーム機の普及
  2. 小学校でのタブレットによる勉強など
  3. ランドセルの中身の重さに負けないよう前傾姿勢になる
  4. 学校の椅子の座面がつるつるでお尻が滑る

このような様々な要因が増えて、猫背の子どもが増えているのではないかと推測されます。

 

 

当院でも子どもの猫背のご相談を受けたことがあります。

 

参考ブログ:子どもの猫背が気になります

子どもの猫背が気になります

 

子どもの猫背のデメリット

 

子どもの猫背は「見た目が悪い」という事は

先ほども書きました。

 

大人の場合は、それに加えて肩こり・腰痛なども

慢性化・悪化するリスクがあるわけですが、

子どもの場合も同様に身体への悪影響があります。

 

成長期の子供は骨格も筋肉もまだ未発達ですよね?

 

すくすくと身長が伸び、体格が良くなって

健康的な身体へと発達していくのですが

もし、その時に猫背で背中が丸くなっていたらどうでしょう?

 

身長が伸びるという事は「骨が伸びる」という事です。

体格が良くなるという事は、骨に加えて

「筋肉が発達」して大きくなることです。

 

猫背の骨格では、背中が丸く、肩が前に巻き込み、

顔が前に出るなどの状態になっていますから

猫背の子どもでは猫背のまま身体が成長してしまい

ますます悪化するリスクがあります。

 

また、猫背で背中が丸いと胸が拡がらないので

呼吸も浅く短くなってしまい、

慢性的に脳や身体が酸欠になります。

酸欠になった脳は、集中力や記憶力が

本来のパフォーマンスより低下するために

学力も伸び悩んでしまうリスクがあります。

 

さらに猫背になったままスマホなど使い続け、

外を走ったりするような身体を動かす遊びを

しないでいると体幹を支える筋力も発達しません。

 

筋トレだけでは正しい姿勢を取れませんが

最低限の筋力がなければ、

良い姿勢を維持することは難しいです・・・

 

酸欠になった身体は疲れやすいので、

身体を動かす遊びはしたくないのかもしれませんが

結局、悪循環になっています。

 

子どもの猫背は本人の気持ちが大事

 

猫背の子どもを持つお母さんたちは、

「背すじをのばしなさい!」

「胸をはりなさい!」

とよく声をかけていることでしょう。

 

ですが、なかなか効果がないのではないでしょうか?

 

それは、ふだんの生活習慣が

猫背を作っているからという事もありますが、

「本人が猫背を直したいと思ってない」から

ということもあります。

 

少し前の投稿ですが、やはり子どもの猫背で悩むお母さんが

Yahoo知恵袋にご相談されていました。

 

参考:子供(小学3年生女の子)の猫背がどうやっても・・・

 

これまで1年以上ストレッチをやったり

姿勢矯正ベルトを使ったりしたようですが、

全て効果が得られなかったそうです。

そして、ご相談の結論としては以下のようになり、

あまり姿勢の事を口うるさくいうのはやめたようです。

 

>みなさんのアドバイス通り、

>本人が気付き意識しないと無理みたいです。

 

子どもといえども大人と同じく

自我を持った一人の人間ですから

ある程度尊重してあげた方がよいのでしょうね。

 

特に小学校高学年になると、

女の子は男の子よりも成長が早いので

周りより頭一つ背が高くなる子もいます。

 

そういう子は恥ずかしがって

猫背になってしまうことも珍しくないので

頭ごなしに「背を伸ばしなさい」というより

気持ちを聞いてあげる方が

子どものためには必要なのではないでしょうか?

 

広い意味でご家族のご協力がとても大事です。

 

 

子どもが猫背を直したいといった時は

子どもの方から「猫背を直したい」と言われたら

まず最初にしなければいけないことがあります。

 

なんだかご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、「正しい姿勢」を具体的に身体で覚えることです。

 

やり方としては、

壁などの真っ直ぐな所に後ろ向きに

踵から後頭部で身体全体をくっつけて

立ってみてください。

 

ちょうど、新年度の健康診断で身長測定をするようなイメージです。

この時も踵から背中、頭まで全体を後ろにくっつけますよね。

この時、腰が強く反ったり、顎があがらないように注意してください。

 

そうしたら、「これが正しい姿勢だよ」と

身体で覚えるように子どもに教えてあげてください。

 

1回10秒程度でいいので

毎日決まった時間にやっていると

だんだんと習慣化されてくると思います。

 

もし、すでに身体に猫背のくせがついてしまって

壁にピッタリつかない時は、

筋トレよりもストレッチを行っていくと

だんだんできるようになってきます。

 

ストレッチは改まって子供だけやらせるよりも

ご家族と一緒に遊び感覚でやるような感じから

だんだん慣らしていくと習慣化しやすいでしょう。

 

繰り返しになるようですが、

猫背矯正をやっている接骨院・整体院で矯正を受けた場合も、

そもそも本人に直す気持ちがないと

その時だけ姿勢がよい」という事になりがちです。

 

ですが、正しい姿勢やストレッチなどについて

「もっと良く知りたい・正しく知りたい」

という場合には、姿勢の専門家がいる接骨院・整体院に

ご相談することをおススメします。

 

最近は、無料の姿勢チェックや

無料メール相談を受け付けている院もあるので

予めインターネットでそこのホームページを調べて

ご相談されてみてはいかがでしょうか?

 

 

まとめ

子どもの猫背は見た目がよくないので

気になるお母さんたちも多い事でしょう。

 

ですが、ただ「姿勢を良くしなさい」といっても

本人が直したいという気持ちを持たないと

なかなか効果が出ません。

 

ご家族が子どもの気持ちをよく聞いて

コミュニケーションを大事にされてください。

 

そうして本人から「直したい」と言われたら

正しい姿勢を身体で覚え、

必要なストレッチなどを

ご一緒にやっていってくださいね。

 

 

ですが、もっとよく知りたいというような時は

お近くの姿勢専門の整体院・接骨院にご相談ください!

 

インターネットのグーグルやヤフーで、

「地名」+「猫背矯正」

と検索すると良いようです。

 

 

なお、当院も猫背矯正に特化した姿勢専門の接骨院です。
(院長の私は、東海発の猫背矯正マイスターという
姿勢の専門家の資格をもっております)

 

当院では、猫背矯正の施術だけでなく

日常生活で気を付けなくてはいけないことや、

改善しなくてはいけないこともしっかりお伝えしています!

 

無料で姿勢チェックもさせていただきますので
お気軽にお問合せください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

ご予約はこちらから!
Tel:058-271-5105

 

 

 

 

 

「80年の伝統を持つ老舗接骨院の3代目・早野恵貴」